親友カルロス家の暮らし
マドリーの中心部から30分ほど走ると親友カルロスの家に着きます。アト-チャ駅から出る郊外電車も出ていますしバスルートもあるようです。かつてはマドリー郊外の田舎であったようですが、東京の外延化に似て、住宅開発が進んでいます。好調なスペイン経済を背景に地価や物価の上昇等、ややバブリーな状況にあるようです。彼の家は、かつてのお金持ちの郊外住宅の良さを残した広大な敷地(約9,000㎡)にスペイン瓦の瀟洒な住宅が建っています。
メインのサロンは、クリスマスなどには、親戚や親しい友人達を呼んでかなり大掛かりなパーティが開けるような広さがあります。また、趣味の音楽を楽しむため、地下には広いスタジオがあるなど、日本の個人住宅では考えられないような暮らしぶりです。東京の中心部から30分ほどで、これだけの住宅を持っている方はどれくらいいるのでしょうか。もちろんプール、テニスコートが付いている他、屋根付きの屋外サロンが夏の間、家族や友人のたまり場となっています。ちょっとした林のような庭、芝生の広場、たまにリスがやってくる姿も見かけます。